珠洲の塩 -石川県能登半島-

珠洲の塩とは?

「珠洲の塩」は、暖流と寒流が交じり合う、日本海有数の漁場である豊かな海水でつくられています。その製造方法は3通り。500年前から続く伝統製法の「揚げ浜式製塩」は、塩田での潮汲み、潮撒き、砂を集めて塩分濃度の濃いかん水を採る地道な作業を要し、その作業は、「潮汲み3年、潮撒き10年」といわれます。装置を利用して年間を通じた提供を可能にする「流下式製塩」は、海水を汲み上げて枝条架(しじょうか)と呼ばれる装置や竹すだれに海水を撒き、水分を蒸発させ海水を濃縮させる製法。海水を平釜に入れ直焚きして結晶化する製造法は「平釜式製塩」と呼ばれています。珠洲の塩が生まれる最後の仕上げは、釜屋作業。濃いかん水を大釜で煮詰める工程は、夜を徹して行われます。「手塩にかける」という言葉の語源ともなったこの塩づくりは、今日も珠洲の地で続いています。

もっと知りたい珠洲の塩のハナシ

  • 塩づくりのプロセス
  • 珠洲の塩の歴史
  • 塩にまつわる民俗文化
  • 珠洲の塩CM
  • リーフレット「珠洲の塩の道」(1)
  • リーフレット「珠洲の塩の道」(2)
  • リンク集「能登の塩にまつわる文化」
  • リンク集「塩関連の書籍」

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